Ｑ＆Ａ | 三笠歯科医院

Q & A

Q 歯が少し黒いのですが、削らなくてはならないですか?: A

当院では、歯が白濁、茶色もしくは黒くなっている場合、必ず削って治す、という治療方針ではありません。むし歯にも進行度合いによって、今後しっかりブラッシングをしていけば進行が抑えられることもあります。また、再石灰化といって、ごく初期のむし歯であれば、フッ素入りの歯磨剤を使用し続けることにより、健康な状態に戻る現象が起こることがあります。
もし、色がついているだけでなく、穴が開くほどむし歯が進行している場合は、治療を行うことをおすすめします。

Q 毎日歯磨きをしていても歯周病になりますか?: A

ご自分で「磨いている」のと、実際に「磨けている」とでは大きく異なります。磨いていても歯垢が残っていれば歯周病になります。歯垢とは食べカスと細菌の塊で、食事のあと、爪で歯を引っかくと取れてくるものです。この中の細菌が歯周病を引き起こしているのです。残ったままだと歯と歯ぐきの隙間に入り込み、悪い毒素を出して炎症を引き起こし、歯ぐきの中にある骨を溶かしていきます。そのまま放置しておくと、徐々に骨は溶け、歯ぐきが腫れてきて、歯が揺れ始めます。
しかし、正しく治療を行えば歯周病の進行はある程度止められますので、お気軽にご相談ください。

Q 保険診療と自費診療の違いはなんですか?: A

日本の健康保険制度は素晴らしいシステムですが、歯科治療の場合、国によって定められた材料や診療手順で診療を進めていかなければならないため、さまざまな制約があります。最低限悪くならないようにするための治療であると言えます。
一方、自由診療の場合は、材料や診療手順などの制約がありません。当院では寸法変化の非常に少ない高品質の歯型を採る材料、石膏、セメント、ベテランの歯科技工士に製作依頼など、素材だけでなく、適合・調和を求めて自由診療を行っております。
また、海外では安全性や強度などの面から使用認可が下りて、日常的に使用されている材料や薬剤がありますが、海外で認可が下りていても日本で認可が下りていないものは保険診療では使用できません。当院の自由診療では、そのような材料の使用も可能です。